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2014.04.30

作業療法士による認知症の人と家族への支援が期待されています


作業療法学専攻の竹田徳則です。

私は老年期障害と介護予防、健康支援に関連する作業療法を専門としています。


平成26年1月15日のブログで、
認知症の人の作業療法では、「できなくなった」ことを「できるようにする」のが主ではなく、
今「できる」ことや「残存している」行える作業活動を用い、
認知症の人自身に「できる」という実感を持ってもらうことの大切さを紹介しました。

今回は、地域で生活している認知症の可能性がある人と家族への支援について紹介します。

認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域で暮らし続けたいという、
本人や家族の希望を叶えるために「認知症初期集中支援」が開始されています。


「認知症初期集中支援」では、医師や作業療法士、保健師などの専門職が認知症の可能性が
ある人や家族を早期に訪問し、生活状況を確認したり認知症に関する質問や検査を行い、
適切な医療やサービスを提案したり助言を6ヶ月間集中的に行います。

作業療法士は、生活環境や生活状況において本人と家族が困っていることや、
これまで通りやり続けたい活動などを把握し、改善の手立てを本人と家族に提案することで
自立した生活が継続できるように支援します。

「認知症初期集中支援」は平成27年度から本格的に全国の自治体で展開されます。
地域で作業療法士による認知症の人と家族への支援がますます求められるようになります。


あなたも、地域で活躍する作業療法士を目指しませんか。

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