2014.10.15
理学療法学専攻10月の風物詩 -抄読会と卒研プログレスミーティング-
こんにちは.理学療法学専攻の太田進です.
学部3年生は,ゼミの配置も決まり,ゼミ単位で抄読会が始まります.
1名ごとに日本語論文2報と英語論文1報です.
医学論文の構成や英語が共通言語であること,
そのため英語論文からの情報収集をしないといけないこと,
また英語論文を書くことが大切であること,そして研究内容を学習していきます.
論文は,批判的吟味をしていきます.
批判のみであれば,簡単ですが,批判を建設的に述べることができ,
またその改善策を検討することが重要です.
そのような学習を通して,4年生への卒業研究に結び付けていきます.
情報収集をして,自分が明らかにしたいことを,実験や計測を通して考えていきます.
その過程は,臨床で患者さんの治療にあたる時に重要な思考過程となります.
さて,4年生は3年生の時にそのような抄読会を経験しています.
今は,卒業研究のデータ収集の真最中です.
私の研究室でも,プログレスミーティング(進捗報告会)を行いました.
データ収集を丁寧に行うことは重要ですが,
その解釈をしっかりとしていくことが特に重要なことと考えています.
学生たちは,計測したデータをまとめてきましたが,
さてこれからその結果をどのように考えていくかです.
もちろん,仮説があります.
仮説通りになった場合もならなかった場合もそれぞれその理由を考えていきます.
亚博足彩app_澳门赌场游戏-官网理学療法学専攻の10月は,
3年生の抄読会,4年生の卒研準備とゼミ単位で進めていきます.
あちこちから,その検討している声が聞こえていきます.
亚博足彩app_澳门赌场游戏-官网リハビリテーション学部理学療法学専攻の10月の風物詩のようです.
太田研究室のprogress meeting風景 2014年10月7日