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2013.11.06

第33回大分国際車いすマラソンに参加しました


理学療法学専攻 大川 裕行です。

去る10月27日(日)、台風一過の秋晴れの中、
第33回大分国際車いすマラソン大会が開催され、
国内外224名の選手(フルマラソン86名、ハーフマラソン138名)が
完走を果たしました.
(写真1:マラソン風景 第33回大分国際車いすマラソンスタート付近)

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フルマラソンの優勝者(T33,T53,T54クラス)は、
マルセル?フグ選手(スイス:1時間23分49秒)、
第2位(国内1位)は、山本浩之選手(福岡:1時間28分38秒)でした。
女子の優勝者(T33、T53、T54クラス)は、
マニュエラ?シャー選手(スイス:1時間38分07秒)。
土田和歌子選手(東京都)も同タイムでゴールし、
世界新記録を樹立しました。
(写真2:山本選手 ウォームアップ準備中の山本浩之選手)

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さて、一般に柔道やボクシングの選手は、体重別に競技を行います。
車いすマラソンでは、車いすを漕ぐ腕に、
重度の障害がある選手(T51クラス)、
障害がある選手(T32、T52クラス)、
腕には障害がない選手(T33、T53、T54クラス)の、
3つのグループで競い合います。
選手のクラス分けは、
IPC(国際パラリンピック委員会)の競技規定に則り、厳正に行われます。
今大会では、私を含めて7名のクラス分け委員(理学療法士6名、他1名)が、
大会初参加の選手22名(海外9名、国内13名)のクラス分けを行いました。
まず、大会前日(26日)に22名全員にメディカルテストを実施しました。
大会当日には、
ウォームアップ中と競技中の選手の実際の動きを観察して(テクニカルテスト)、
総合的にクラスを決定しました。
加えて、私は、スタート地点とゴールに立ち。
安全な競技運営のためのお手伝いにも参加しました。
(写真:クラス分け クラス分け(メディカルテスト)風景)

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また、今大会には、
車いすスポーツの研究を行っている亚博足彩app_澳门赌场游戏-官网卒業生も複数参加しており、
それぞれの視点で選手のサポートを行っていました。
このように、理学療法士は障害者のスポーツ活動にも深く関わっています。
(写真:競技終了後の風景(大分市陸上競技場))

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(大分国際車いすマラソン大会はホームページ
http://www.kurumaisu-marathon.comで公開されています)。

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