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2013.11.29
1年生は生理学実習を行っています
こんにちは。
理学療法学専攻1年生副担の大古拓史です。
1年生は、後期の科目 生理学実習に取り組んでいます。
入学後、1年生前期には生理学の講義を受けますが、
机上の勉強だけではなかなか頭に入っていきません。
そこで、後期には機器を使用した生理学実習を行い、
自分の目で生体におこる生理学的反応を確認する作業を行います。
2つの写真は、神経伝導速度の計測を行っている場面です。
電気刺激を神経に与え、筋肉の反応を記録します。
電気刺激の位置を変えることにより、
筋肉の反応時間に違いがみられます。
ms(ミリセカンド:1秒の1000分の1)単位の反応時間の変化ですが、
刺激位置の距離と合わせて計算することにより神経伝導速度が求められます。
次の写真は、腕の神経(正中神経)を刺激しているところです。
正中神経の伝導速度は45~65m/secです。
時速に変換すると、なんと162km/h~234km/hで、
新幹線の平均速度に匹敵します。
このような神経伝導速度の測定や筋肉の反応の確認は、
実際の臨床現場でも検査として行われています。
学生は、さまざまな生理学実習をグループに分かれて行いますが、
実習を通して実際に自分の手で実験を行い、
得られた結果と教科書を照らし合わせて確認することによって、
理学療法士に必要な生理学的知識を身につけていきます。
1年生は、
どのように行えば良い結果が得られるかを考えながら、
悪戦苦闘しながら取り組んでいます。
実習終了後にグループごとに割り当てられた実習内容の発表会が行われますが、
苦労して得た結果からどのような発表が行われるか楽しみです。