TBS系TV番組「夢の扉+」に本学阿部友和助教が出演いたしました

 TBS系TV番組「夢の扉+(8/17)」に本学阿部友和助教が出演いたしました.
 この日の内容は歩行時の足の振り出しを支援する「無動力歩行支援器(ACSIVE)」を開発した名古屋工業大学の佐野明人先生の研究内容を放送するものでした.
 番組の中で、阿部助教がACSIVEを使った歩行訓練の実証運用の可能性について一部コメントを行いました。その検証では脳卒中片麻痺者1名に協力を頂き、ACSIVE着用前?着用中の足の振り出しについて、これに関与する筋の電気信号の変化を動作筋電図学的手法により確認を行いました。その結果、ACSIVEの着用前と比べ着用中に約2倍の筋の電気信号の低下、つまり装着によって足の振り出しを楽に行うことのできることを示唆する所見を得ることができました。
 しかし、今回の検証はあくまでも1名の結果に過ぎません。素晴らしい可能性を秘める機器の有効性および実証運用の可能性を示すためには、より多くの症例による正確なデータ収集および考察が必要となります。歩行が困難な方に対して、少しでも貢献のできる研究に努めて参ります。

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