亚博足彩app_澳门赌场游戏-官网は、海外入試合格者に対して日本語事前教育を実施しています。これは、入学する留学生の日本語能力向上と円滑な日本文化適応を支援するためのプログラムです。
　平成25年度の日本語事前教育は、1月20日～3月14日の期間（8週間）行われ、無事3月14日に修了式を迎えることができました。参加者は合計22名で、その内訳は新入生14名?編入生1名（中国から9名、モンゴルから3名、韓国から2名、台湾から1名）、本学在学生2名、そして本学の台湾提携校からの日本語学習者5名でした。
　研修生は、月曜日から金曜日まで午前2時間、午後2時間、一日4時間日本語を学び、さらに6回の文化施設を見学しました。見学先は中部国際空港、熱田神宮、東別院と大須観音、新美南吉記念館、犬山城、徳川美術館の6カ所でした。このように、日本語学習だけではなく、文化施設の見学をとりいれることによって、本学の日本語事前教育は、日本語学習者に言葉の背景となる日本文化の理解と大切さを学ぶ機会を提供しています。
　毎回の参加者のニーズや興味関心については臨機応変に対応しています。例年ご紹介いただいている東海市国際交流協会主催の「新春の集い」に研修生が多数参加させていただきました。そして参加者の中から、女子3名と男子3名は日本の伝統である晴れ着を着る機会をいただきました。体験した女子3名は異口同音に、晴れ着の艶やかさ、煌びやかさを絶賛していました。素晴らしい体験を提供いただきました国際交流協会に対して、御礼を申し上げます。また、今回の特筆すべき事柄を挙げるとすれば、日本文化への関心が高く積極的にホームステイ?ホームビジットを体験したいという留学生が複数いたことです。東海市国際交流協会のご厚意により、2名がホームビジットを、3名がそれぞれホームステイを体験し、その後も交流が継続しています。ホストファミリーの方々にお世話になり、日本の食生活や住まい方、さらに茶道や華道といった伝統文化までも、体験させていただきました。若い彼らにとってこのような体験は生涯の宝となることでしょう。ホストファミリーの皆様に、心より御礼申し上げます。
　英語圏の大学付属機関で実施されている英語プログラムの多くは、英語学習と文化研修を組み合わせることによって、英語学習の成果をあげています。本学はこのような語学プログラムを参考にして、日本語学校ではあまり実施されていない文化研修講義、さらに文化施設見学を日本語事前教育に組み込んでいます。また、外国語としての日本語教授資格を持つ優秀な日本語教員が担当することにより、今年も大きな成果をあげることができました。末筆ながらこの日本語事前教育の関係者の方々に、衷心より御礼申しあげます。

「2013年度日本語事前教育感想文」詳細はこちらから>>

【歓迎会】

【新春のつどい】

【犬山城見学】

【修了式】