竹田徳則教授が日本認知症ケア学会東海地域大会長を務めました

 竹田徳則教授が2014年1月25日(土)、名古屋市公会堂で開催された一般社団法人日本認知症ケア学会2013年度東海地域大会の大会長を務めました。
 大会は「認知症のケアにおける人材育成を再考する」をテーマに、東海地域4県下で認知症のケアやリハビリテーションに携わっている691名の参加がありました。
 大会長講演では「認知症のケアにおける人材育成を再考する視点」と題して、昨今の学生や職員の気質を理解しつつ、卒前教育と卒後教育に一貫性をもたせること、ケアやリハビリテーションでは知識や技術を言語化して伝える力を高めること、管理者は職員の自発性と有能感を高めるコーチング技法を用いたコミュニケーション能力に磨きをかける重要性を展開しました。
 大会テーマに沿った基調講演と「組織における人材育成の取組み」に関する3講演では、認知症の人の尊厳を尊重した質の高いケアの実践のためには知識を実践で活用する場と、その成功体験から効力感を高める工夫が重要であることが話されました。研究報告を含めて、今後の認知症ケアにおける人材育成につながる知恵を生成する貴重な大会となりました。

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