日本脊髄障害医学会学会奨励賞受賞

?

早川友章さん


医療法人愛整会北斗病院勤務理学療法士
亚博足彩app_澳门赌场游戏-官网リハビリテーション学部理学療法学専攻第3期生
亚博足彩app_澳门赌场游戏-官网大学院健康支援学研究科在籍(指導教授:安倍基幸)

?日本脊髄障害医学会学会奨励賞を受賞されました早川さんにインタビューしました。

1. おめでとうございます。受賞されたお気持ちをお聞かせください。
平成25年11月14?15日に福岡で開催されました第48回日本脊髄障害医学会にて学会奨励賞を受賞することができました。受賞した瞬間は、正直驚きの気持ちが大きかったです。しかし、その後、栄誉ある賞をいただけることに対する喜びとともに、ご指導をいただいた安倍基幸教授への感謝の気持ちで一杯になりました。

2. 研究されているご専門をお教えください。
脊髄損傷者に生じる深部静脈血栓症(DVT:主に下肢の静脈に血栓ができてしまう疾患。この血栓が血液の流れにより肺の動脈に到達し動脈を塞いでしまうと、肺動脈血栓塞線栓症という致命的な疾患を引き起こしてしまう可能性がある。)の予防法の有効性を検討する研究をしています。今回はその一環で臨床で実施されている深呼吸?足関節の他動運動の有効性を下肢静脈エコーにて検討し、深呼吸?足関節の他動運動が予防法として有効であることを報告しました。

3. 今後の抱負をお聞かせください。
現在、大学院では脊髄損傷者が車椅子駆動を行うことが深部静脈血栓症の予防につながるのではないかという仮説を検証する目的で研究を行っています。大学院での修士課程終了後も、脊髄損傷者の深部静脈血栓症をテーマにした研究を継続していきたいと考えています。脊髄損傷者に対して運動の重要性を示すことで、健康維持のサポートができればと考えています。

 現在、北斗病院の回復期病棟で理学療法士として勤務している早川さんは、脳卒中?脊髄損傷?骨折?循環器疾患など様々な疾患を呈した患者さんが日常生活を自立して生活できるよう、運動療法を提供するとともに、日々の臨床では立ち上がりや歩行の練習を患者さんとともに汗を流し、実施されています。

ページトップへ戻るボタン