知多半島横断ウォークにチャレンジしました。

自分づくりセンターでは、名鉄大野町駅から大野街道を通って新美南吉記念館へ、さらに新美南吉生家を経由して名鉄半田口駅まで約12㎞を歩く知多半島横断ウォークを企画し、11月25日(日)に実施しました。このコースは大野街道と呼ばれ、新美南吉の「おぢいさんのランプ」の主人公が人力車の先綱曳きの手伝いをして通った道です。

教員7名、学生13名(日本人学生2名、留学生11名)の20名が大野町駅に集まりました。天気は快晴、無風、絶好のハイキング日和。昔の繁栄の面影を残す常滑市大野町、農家が連なる久米集落、眺めの良い丘陵地帯、青く水をたたえる半田池、そこはかとなく漂う養鶏や酪農の匂い、知多半島の丘陵を模した半地下式の新美南吉記念館、「ごんぎつね」の主人公がうなぎをつかまえた場所とされる矢勝川、狭い路地が残る岩滑など、刻々変化する景色や雰囲気は、ゆっくり歩いてこそ味わえるものでした。

大学では見かけない嬉しそうな学生の笑顔が印象的でした。天気が良かったせいもあって、気分がいい、幸せ、という声が聞かれました。大きな体の張洋君(経営学部1年生)はTシャツ1枚、汗だくになって「疲れた」と言いながらもニコニコして頑張って歩き通しました。楊峰君(経営学部1年生)は「矢勝川の堤防が彼岸花で紅く覆われる頃にまた来るぞ」と話していました。

(文責:自分づくりセンター長 松原 隆治)


【大野町駅前にて】

【ウォーキングの様子(半田市新生町)】

【新美南吉記念館にて】

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